千葉里山の住宅1 -モンタージュ2-

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2014年12月5日大安吉日、千葉の里山の住宅の地鎮祭がとり行われました。

お施主さんは、娘さんと80代後半のお母さんのお二人、それから小梅ちゃんという名の猫一匹。山を背にしてのどかな田園風景を臨む敷地に平屋の住宅が建ちます。

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もともとこの敷地には、築40年の二階建てのお家が建っていました。施主である娘さんが独立されたときに建てられたものだそうです。

樹木に覆われて写真からは見ることが出来ませんが、このお家の裏手には築200年近い大きな母屋が建っています。お母さんはそちらのお家で息子さんと暮らされていましたが、今回の建替えを機に娘さんと同居することになりました。

山を背にして谷にあるためか、水の道があるのか、この辺りの土地は湿気溜まりになっていて、既存家屋の床下も腐ってフカフカ、和室なんてすり鉢状に床が落ちて小梅の遊び場になっていました。この辺りの他のお家もそのような状態だそうです。

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すでに既存家屋は解体されていますが、その後も地面がずっとぐちゃぐちゃしていて乾燥しない土地なんです。湿気については、早い段階からお施主さんは気にされていて、僕たちも現地を見てみて、まず第一に湿気を気にしないで快適に住めるお家を目指すことにしました。簡単に申し上げると建物を浮かしちゃえってことなんですが、詳細については追って紹介していきます。

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さて、地鎮祭は晴天のもと滞りなくとり行われました。

お施主さんは、とんでもない晴れ女、僕たちもお施主さんの力をお借りして、何かある時は必ず晴れることを前提に計画を進めております。

写真の奥に見えるプレファブ小屋は、東日本大震災の際に母屋の倒壊があるかもしれないと息子さんが建てられたものです。これは息子さんのご意向により残すことになりました。

既存家屋解体から地鎮祭まで実は2ヶ月ほど経過しています。お施主さんは母屋で暮らしていただいておりますが、この間僕たちはとんでもなく色々な検討を重ねてきました。これについても追って記していければと思いますが、それはお施主さんと僕たち設計者、工務店さんの三者による理想的なものづくりのアプローチでもあったのです。

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さあ、工事がいよいよ始まります。

僕は現場大好き人間、祭りのはじまりです。わっしょい、わっしょい。しかし冷静に、緻密に、そして施工者との協議を重ねて慎重さを忘れないように。

小梅も何が始まるのかと興味津々です。

工事完了までに小梅になついてもらうように、これも目標の一つかな。