近況いろいろ、まとめきれない

千葉里山の住宅『モンタージュ2』も無事お引き渡しが終わり、お施主さんから快適に住まわれているとの素敵なご連絡を頂戴しました。

10月中に職場の同期会、道の駅買物ツアー、温泉旅行会、飲んべえの会等々様々なお友達が新居をご訪問されるのだとか。お施主さんが楽しんで住まわれているご様子がうかがえて、設計者冥利につきます。

さてさて、僕らも一息ついてぼーっと美しいお月さまでも見ていたい気分なのですが、なんだかんだとありまして、近況をまとめきらないままブログ更新です。

まずは、先日僕らが設計した住宅を『homify』に掲載していただいたんですが、ここ自分の頁を持てまして、そこに過去の作品を載せておくと記事にしてくれて、世界発信してもらえるんですね。

びっくり!

たとえば「これ」とか、はたまた「あれ」とか。

驚いたのはロシア語での掲載のこちら

設計事務所としてはありがたい限りですね。この場をお借りしてまずはお礼を。

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つづきまして。

東急東横線の日吉駅から徒歩10分ほどのマンションの一室のリノベーション工事が始まりました。

水廻りをいじらないので、そんなに大掛かりではありませんが、それでもたっぷり2ヶ月工事期間をとって、見違えるような素敵なお部屋にしていきますよ!

お施主さんは、多趣味な素敵ご夫婦。こだわって改造されたシトロエンのスポーツカー、大量のレコード、素敵な手作り小物の数々、バレエをやられる奥さま、海外旅行、エスニック料理大好き。

こちらの工事風景は、近日公開いたします。乞うご期待。

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更につづきまして。

藤沢で高齢者福祉施設を運営されている方を友人からご紹介いただいて、再来年度の運営に向けて小規模多機能施設を設計することに、たぶんなります。

たぶんというのは、まだ契約してないからなんですが、またこの法人さん、お施主さんが超絶面白くて素敵な方なんですね。

友人の幼なじみであり、高齢者福祉を考えるひとつの理想的モデルとして様々なメディアに取り上げられてもいて、またこのお施主さん、大学の講師をはじめ全国を飛び回っていまして、大変ご多忙なんですが、福祉の理想を描いておられて、そのお考えに僕らもグッと来ちゃったわけです。

僕らも建築から境界を横断して、お施主さんのお考えに添えるような設計を目指せればと考えています。

これも始動しましたら、またご紹介していきますね。

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更に更につづきまして。

現在、じっくり金額調整を行なっている山梨の住宅と、埼玉の住宅、こちらも、もう凄くいいお家にしていきますよ。なんて頑張ってるわけですが、ちょっと事情がありまして、うちのボスが来年の1月一杯までお仕事離脱!

これはまずいですよ、大丈夫か僕。

なんせうちの事務所の知性であり、理性であるボスが抜けるわけですから。

僕、感性しか無いじゃん、まあ頑張ります、やりきってみせますよ。頑張れ僕。

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更に更に更につづきまして。

友人の建築家の方々と、今着々と一つの企画が練られております。

いや、まだ言えない、でも言いたい。

ではその友人の建築家の方をちょっとご紹介。

(有)RABBITSON一級建築士事務所の倉島和弥さん。

野口修アーキテクツアトリエの野口修一さん。

スタジオスペースクラフトの福島慶太さん、遠山麻子さん。

アトリエエスタス建築設計事務所の清孝英さん、中川佐保子さん。

そして僕らスマートランニング一級建築士事務所。

はてさて、この美男美女軍団がどんな企画を用意しているのやら。

チラッと集合写真なんか載せたりして。

学大1.jpg

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最後に。

以前千葉里山の住宅『モンタージュ2』の設計主旨を「引用」ということから書いてみたのですが、これを読んでくださった僕の尊敬する大学の大先輩からコメントをいただきました。

『建築と日常 No.3-4 合併号(特集:現在する歴史)』を読んで、僕のブログを展開してはどうか、というものでした。

現在三分の二ほど読んで、ほってあるんですが、今頭の中では「ポストモダンの平行言語」なんていうタイトルが浮かんでくるほど、僕の「引用」と建築の関係のその先を紐解いてくれている本だと確信しています。

今僕は本を100頁ほど読んではほってしまうという、「本を途中までしか読めない病」という深刻な病に冒されておりまして、これについていつ書くことが叶うのかあやしくもあるのですが、とても面白い内容になることは間違いないので、これについても近々ブログに書くことが出来ればと考えております。

以上、まとめられるはずもない近況報告となってしまいましたが、ひとつひとつの事柄を手を抜くこと無く、丁寧に進めていければと考えております。