こんにちは。
この春、千葉で活躍されている建築家でお友達の野口修一(野口修アーキテクツアトリエ)さんが設計された千葉県南房総市にある戸建住宅が完成しました。
この『白子の家』は、若いご夫婦とふたりのお子さんの4人が暮らす平屋のお家です。千葉の木をふんだんに使った、開放感があり、けれど陰影に富んだそのお家は、まるでずっと昔からそこに建っていて、ご家族の生活を見守っていたように感じられます。
これだけ木をふんだんに使って、木なりの素朴さをまとっているにもかかわらず、決して野暮にならず洗練された佇まいは、細部まで設計の手を施したことによるものだと、実際目にしてみて分かります。
今回野口さんから完成写真の撮影のご依頼いただきました。僕としては他の設計者さんが設計された建築を撮影させていただく初めての機会となります。撮影に当たって自分に課した課題は、陰影をとらえながら、建築の持つ空気感を表現することでした。
『白子の家』の完成写真をここにアップしますので、この木造の平屋を楽しんでいただけましたら幸いです。