こんにちは。
ここ千葉では、もうソメイヨシノの花も散ってしまいましたが、世の中は新年度を迎え何となく気忙しい季節でもあります。
僕の事務所も、前年度の残務の整理をしながら、新たな計画について本格的に動き出しました。コロナ禍の未だ収束が見えない状況ではありますが、お問い合わせをいただいたり、設計をお願いされたりとありがたい限りです。同時に、僕自身が器用に複数のご依頼にお応えできないため、ご依頼いただいた方々にご迷惑をおかけしている部分もあるかもしれません。できるだけ丁寧に、一つ一つ設計や写真撮影を行なっていければと思います。
ここ数ヶ月、そんな感じで僕自身ピンと張り詰めたような状態が続いているのですが、非常事態宣言も解除され、妻の実家へ年を跨いで5ヶ月も帰っていないなあと思い、それでは休日を挟んで行ってこようということになりました。この間ずっと巣篭もり生活を送ってきた両親を連れ出して、デイキャンプに連れて行ってあげられたらきっと気分転換にもなるだろうと考えて、4月2日の金曜日に埼玉県秩父市にある『山逢の郷キャンプ場』を訪れました。
千葉では桜もすでに新緑の時期を迎えていましたが、秩父ではまだ花弁が舞いはじめで、非常に美しい里山の風景を堪能しました。天気は、一日曇っていましたが、強い日差しを受けることもなく、外で過ごすのにちょうどよい気温でした。
こちらは、オートキャンプサイトになっていて、車を横付けしてテントを張れるのでストレスもなく、また僕もテントの設営に慣れてきて、短時間で気負いなく完了することができました。今回、少し風が抜けても良いかなと思ったので、テントの張り方も工夫して、前後を跳ね上げたタープスタイルにしてみました。
5人で1台の車に乗ってきたので、そんなに荷物を積めなかったということもあり、デイキャンプに必要最低限のものでまとめました。それでも両親も食後に昼寝をするかなと思ったりして、DODのワンタッチテントを持ってきて、カンガルースタイルで入れ込んでみました。
到着して1時間弱でサイト設営を完了したら、まずは珈琲を淹れて一休み。その後焚火をしながら昼食を作ります。焚火を利用してロッジのフライパン で牛薄切り肉と玉ネギを炒めてしょうゆと砂糖で甘辛く味つけたら、家から持ってきたご飯に挟んでライスバーガーの出来上がり。
同時並行でイワタニのタフマルジュニアにメスティンをかけて金目鯛のアヒージョを作ります。アヒージョなんて何を入れてもおいしいと思っていますが、千葉を出る際に美味しそうな金目鯛の切り身を買えたので、これを入れてみることにしました。千葉は、近海物の魚介が美味しいですね。アヒージョには、他にマッシュルーム、ミニトマト、ジャガイモを入れました。
ライスバーガーを食べ終えたら、再びフライパン でつけ合わせの野菜、それからステーキを焼きました。写真に写っているアスパラガスは、義父が畑で育てたものです。今回キャンプ料理の調味料として定番の「ほりにし」を買ってみたので、これで味付けをしました。
どれも美味しく料理できましたが、テントの設営や、ずっと屋外にいることで体力を消耗するせいか、キャンプではみんなよく食べます。ちょっと多く作りすぎたかなと思いましたが、ペロリと平らげました。
食後は、焚火を楽しんだり、キャンプ場をお散歩したり、キャンプ場の下を流れている川に遊びに行ったりと、思い思いに楽しみました。『山逢の郷キャンプ場』は、デイキャンプの場合午前9時から午後4時30分までなので、のんびりと過ごすことができました。平日だったこともありキャンプ場も空いていましたし、サイトは9m角ぐらいのこじんまりしたものでしたが周囲に余裕があり、木々にも囲まれているためとても心地良かったです。
最後に、同キャンプ場の情報を少し書いておきます。予約は電話のみ、デイキャンプの場合サイト代1,000円と一人500円×人数分、それからゴミ処理代が300円ぐらいかかります。ゴミは、瓶・缶とそれ以外で分別して捨てられます。キャンプ場利用者は、場内にあるお風呂を使用できます。コテージもあり、テント泊以外でも楽しめそうでした。焚火用に杉だと思いますが、薪も450円で販売していました。
