社会の変異にこだわる理由 -住宅設計の立場から-

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東浩紀著『動物化するポストモダン オタクから見た日本社会』(講談社現代新書 2001)をテキストに、現代社会の状況把握とそうした「世界」における想像力について書こうと思い立ち、しかしまだ近代からポストモダンへの以降過程を語るにとどまっています。

先はまだまだ長そうです。

しかし僕にとって「現代社会の状況把握」について書くことは、とても意義のあることです。この世界に溢れる想像力を知り、僕自身がこうした想像力を使って実践をおこなっていくために必要な基礎学力習得の期間です。書いて学ぶ、です。因数分解を勉強するために加減乗除を知っておかないといけない、という感じでしょうか。

僕は、おもに住宅を設計している建築設計者です。

僕はいつも「社会が変異して働き方が変わり、住環境が変わり、地域コミュニティが解体され、人とのつきあい方が変わり、家族幻想が崩壊しているのに、どうして地域の特性が失われ、郊外は、住区は、商店街は、住宅は均質になっていくのか」ということを疑問に思っています。

世界はどんどん相対化されていっているとして、普通に考えれば価値は多様化していくはずです。

<システム>の全域化によって<生活世界>が空洞化する、というとこらから理解できそうな気がしますが、もう少し色々考えてみたいので。

先はまだまだ長そうです。