2015年3月2日(月)晴れ、千葉里山の住宅の基礎スラブ(床版)のコンクリート打設工事が行なわれました。
敷地は山を背にした湿気溜まりの場所のため、人工地盤を地面から1mほど浮かせて風通りの良い環境をつくります。
スラブが浮いている感じがわかるでしょうか。手前の柱状のものは、コンクリートがしっかり固まるまで型枠の垂れを防ぐ支保工(しほこう)です。型枠をばらす際にこれも撤去します。
小梅(お施主さんの飼い猫)テラスの張り出し。スラブはダブル配筋で厚さ180mm、小梅テラスと玄関アプローチの張り出し部分はダブル配筋で厚さ130mmです。
HD(ホールダウン)金物も配筋時にセットしておきます。
配筋時の写真もUPします。
小梅テラスと玄関アプローチの張り出し部分はダブル配筋で厚さ130mm、かぶり厚を確保するために上端筋と下端筋をずらして配筋しています。
スラブの下はこんな感じです。正面に見える50Φの無垢の鉄骨柱をスラブ外周部に配置し、鉛直荷重を引き受けます。
スラブの配筋前の状態は下のようなものです。
スラブができたことで、グッとスケール感をつかめるようになりました。4週間の養生期間を経て上部の木造建築の工事に入っていきます。今後の進捗が楽しみです。