Renovation Journal vol.7「POST CAFE STYLE」にうちの事務所が掲載されました。
今回の特集は「POST CAFE STYLE」、脱カフェ系だそうです。
本誌によると、昨今、カフェ風という空間様式はもっともベタなスタイルであり、つまりダサいんだとか。そして、その先を行くのが、ポストカフェ系。質実剛健で、プロ仕様のDIY感、開放感、「ざっくり、さっぱり、ほっこり」が売りのようです。
僕はこの事務所を、特にそうした先見性によって設計したわけでもなく、一言で言うなら「金がないからこうなった」なんですが、それでも一般流通しているカタログ化されたカフェっぽさとは距離を置いているのは事実で、そうした点と、金がない故のデザインが、ポストカフェスタイルに合致したのかもしれません。
それから、僕は出来るだけ同時代的なデザインから距離を置きたいとも考えています。最近は建築的なデザインも5年で劣化するようなファッション的な位置づけになってきています。住まいもスタイルを追うのではなくて、「スタイルをつくる」を目指すことが大事に思います。
掲載はP38、39 、60、61、63、64。結構頁を割いていただいてます。
ただ、P63の設計事務所名、間違ってますから、これウチです。
とはいえこの設計施工方法、趣味が合って、マンションの管理組合のリフォーム規約に合致する等であれば、かなりお安くつくれるのも事実。もし設計依頼をいただけましたら、誠心誠意気合いを入れて設計させていただきます。