「結果にコミットする」
どうも、僕です。
ここ数回、真面目で真摯に仕事に打ち込む建築家ブログを書いてきましたが、それは当然、当たり前の事実。仕事以上のパフォーマンスをどれだけやれるかが勝負なわけですし、すべては出来上がったもの、結果が全ての世界でもあるので、そこはちゃんと押さえてますぜ!ってことで、ブログは少々チャラくてもいいのでは、ってことでこんな書き方にしてみました。
とはいえ、この仕事、信頼あっての商売でもあるので、読者にご不安を与えるのでは?と少々の不安もよぎりつつ、引き続きなまあたたかいご支援をお願い申し上げます。
最近ちょっと小耳にはさんだ建築業界のお話があります。
建築家が、工事でできたものをチェックして、イメージと違うっていって施工者にやり直させると言う話。もちろん、施工者負担で。
自分で図面描いておいて、その通りにつくってもらったのに、出来たものにクレーム付けてやり直させるってどこの素人建築家だ!ってもうぷりぷりですよ。僕が建築の修行をしていた頃は、有名建築家の間でもそういうお話はよく聞きましたけど、今でもそんなことしてる人っているんですな。
それって施工者の信頼を失いますよねってどこぞの建築家をディスって僕はそんなことしませんよ、というアピールなんですが。事実そうですし。
いかんいかん、他人は他人、僕は僕。僕にとっての最良の工事監理を目指せば良いのです。
反省。
というわけで、5月16日に現場定例会議に深谷の現場へ。
この日は、なかなかのボリュームの打ち合せ、事前にメールで詳細に打ち合わせてきた内容を決定していく作業です。それから、電気設備関係の決定、親切丁寧な電気屋さんにご提案などもいただきながら、概ね決定に至りました。
玄関扉を開くと、街灯が扉に隠れて暗くなるので軒の天井にダウンライト付けましょうか?というご提案。なるほど納得、でも増額になっちゃうなあと思ったら、そこはうちで見ましょうと電気屋さん社長。「ありがとうございます!」本当にありがたいご提案でした。とともに社長の気が変わらないうちにもう光の早さでお礼です。
電気屋さんのご好意に甘えておきながら、その後ダウンライトを品番指定してしまう僕ってどうなのかしらとふと考えもしましたが、そこは別のかたちで監理でおかえしできればと勝手に納得して、また次の質疑への回答に頭を切り替えるのでした。
当日は、「学大×建築家」でご一緒させていただいている建築家の倉島和弥さんも現場に来てくださいました。感謝。