山梨県中央市の住宅3 -躯体検査、施主打ち合わせ、現場定例-

山梨県中央市の住宅、前回のブログでは配筋検査が滞り無く終わったことを記載しました。

少し間が空いてしまいましたが、配筋検査以降、無事上棟し、その後構造設計者の桑子さんにも立ち会っていただき躯体検査も完了しました。

同じ時期に工事の進捗状況のご報告と、外壁と屋根のガルバリウム鋼板の色選定のため、お施主さんともお打ち合わせを行ないました。現場定例も行ない、現在問題なく工事が進んでいる状況にあります。

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躯体検査は、主に構造材同士をつなぐ部分、仕口だったり継手だったりのジョイントの確認、適切な金物が適切に使用されているかということや、構造用合板の止め方、釘の種類やピッチを見ていきます。桑子さんは、図面と現場をにらみながら、的確に細かい指示を出されましたが、概ね良好な状態で、指摘事項もほどなく是正されました。

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お施主さんとの打合せでは、工務店さんに外壁とガルバリウム鋼板のサンプルを提出していただき、お施主さんのご意向を反映しながら決定を行ないました。

このお家は、切妻屋根の部屋ごとの小屋を横につなげたような平屋です。お施主さんの決められた色はギンクロ(銀黒)、渋く落ち着いた外観になると思います。

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さてさて、現在の工事の状況を写真でUPします。

一部天井下地も張られて、空間ボリュームを確認できるようになってきました。僕も意図して設計しているのですが、それでも実際に建物の気積を体験しますと、なんとも心地いいプロポーションです。

建物は切妻の小屋の連なりなんですが、これらの取り合いが非常に複雑なため、現場監督さんとの打合せにも熱が入ります。故に空間が見えてくると、まだまだ工事途中とはいえ、感動してしまいますね。今回の現場監督さんも凄い方なんですが、次回以降でリポートしたいと思っています。

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