1月も終わろうとしている頃、僕たちが設計した千葉県東金の住宅と埼玉県深谷の住宅の定期点検が行なわれました。
東金の住宅では、お施主さんが出迎えてくださり、久しぶりにお会いして楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
お家は竣工当時と変わらずおきれいで、「極力ものを置かないようにしているんですよ」とお施主さん。冬の乾燥の激しい時期でありましたが、床の無垢フローリングも反りなく足触りの良い状態で、木製建具にも狂いがありませんでした。壁紙の接合面が開いてきたぐらいで、こちらは監督の仲佐さんがシールを打ってくれることになりました。
一番の問題は、寝室のLEDのスポットライトを調光対応にしたのですが、うまく調光が出来ないため、これについては電気屋さんに調光器自体を調べてもらい、交換を視野に入れて対応する必要がありそうです。電機メーカーもLEDへの移行を積極的に行なっていますし、長寿命、省電力のため、使用する機会も増えてきましたが、まだまだ問題もあり、設計としても今後も試行錯誤が続きそうです。
東金のお施主さんは、庭づくりにも力を入れてらっしゃり、竣工当初よりもきれいにされていて、また、様々な草木を植えていらっしゃいました。水墨画や陶芸を趣味にされているお施主さん、ご自身で作られた陶器の可愛らしいお人形を草木の間に置かれて、絵本の世界のようでした。春先から草木も葉を茂らせ、花を咲かせると思いますので、より一層素敵なお庭になると思います。
さて、埼玉県深谷の住宅は、竣工して4ヶ月、千葉と比較しても乾燥の激しい地域ということもあってか、無垢板の床の反りや木製建具の不具合がいくらかありました。僕たちは、春先にお邪魔出来ればと考えていて、今回は小沢工業の岡田さん、深谷さんが現場対応してくれました。工務店さんからは、問題のあった箇所とその是正方法について、ご連絡をいただいておりますので、次回お邪魔した際に確認したいと思っています。
深谷の施主さんは、とてもお忙しく毎日を過ごされているとのことで、なかなか引っ越しの荷物が片付かないとおっしゃっていましたが、ゆっくりご夫婦のカラーに染めていただければと思いますので、ご無理をなさらず片付けをされてください。
どちらのお施主さんも、新しいお家での生活を楽しまれていらっしゃるご様子。
僕たちも設計者冥利に尽きます。
さてさて、そんな深谷の住宅ですが、homifyで中国、韓国、ポーランドで紹介されているそうです。なんだか不思議な感じですが、翻訳機能もついてますので、お時間ありましたらご覧ください。
また、僕らの事務所もちょこちょこ掲載されています。
ご参考まで。