引き続き新しい計画が始動しそうな -藤沢市診療所コンバージョン-

こんにちは。

前回のブログでは、千葉県千葉市に廃棄物処理の会社の新社屋の計画が始まることを書きました。時期を同じくして、藤沢市で診療所の計画をいただきました。

まだ調査段階ではありますが、来年の初夏には開業したいという建て主さんのご意向に添えるか、やれるだけやってみようと思っています。

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ジャジャーン。

こちらの建物、築70年の民家になります。最近まで機械工場の事務所として使われていたそうですが、写真の通りなかなかな佇まいです。

ボロいとか言ってはいけません。時間の重みを感じる、なんとも趣きのある建物です。

さて、この建物ですが、コンバージョンして診療所として再利用するかどうかは、まだ確定していません。ドクターがこの地で訪問診療を主軸とした診療所を開業するといって来年の夏を待たずに今の職場を退職してしまうので、なんとかしないといけないのです。

半年しかありませんから、もちろん新築に建て替える時間的猶予はありません。そうなると既存建物を利用するか、プレファブを建てるか。その前に法規的な問題もあるため、決断を急ぐことになりそうです。

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でもなんだろう、決して上等な建物ではありませんが、70年前の建物というだけで、再利用したいなと設計者の心をくすぐるものがありますね。

9割直して、1割診療所にコンバージョンできるプランニングという感じでしょうか。デザインは、塩をふる程度に。

とても大変な仕事になりそうなんですが、なんとなくワクワクしています。

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