恵比寿、広尾、六本木散歩

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こんにちは。
先日、Instagramで知り合ったお友達から「一緒に個展など観に行きませんか?」とお誘いいただき、ここのところ遠のいていた東京散歩へご一緒させていただきました。
コロナ禍も収束の気配がない中ではありましたが、むしろいつまで続くか分からないこの状況において、気を使いながらも少しずつ日常を取り戻せればとも思いましたし、何より素敵な友人にお会いして、世の中に溢れる素晴らしいものに触れる感性を絶やしたくないとの思いから、喜んでお返事させていただきました。
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お友達が誘ってくださった個展は、港区麻布台のGallery SUさんで開催中の鎌田奈穂さんの『small fllower』。
鎌田奈穂さんは、ジャンルとしては金工作家になると思いますが、シルバーの板を加工した手におさまる小さな小物の数々に息を呑みました。
ここへ向かう道すがら恵比寿のantiques tamiser(アンティーク タミゼ)さんにも立ち寄りました。
厳選された西欧の骨董、それらは生活に根ざしたもので、無骨でシンプルなものでしたが、時を経て残ったものの重みがその美しさを増し、ゆったりとした上質な時間を過ごすことができました。
この日は、お誘いいただいたコースの他、恵比寿の東京都写真美術館で開催中の『あしたのひかり 日本の新進作家vol.17』と恵比寿のギャラリーPOSTさんで開催中の川内倫子さんの個展『as it is』も拝観し、充実した休日となりました。
『あしたのひかり 日本の新進作家vol.17』では、比較的若い写真家5組6名が自身の創作を展示したものです。若い感性や同時代性に触れること、また作家の言語、表現、情緒のようなものに目を向けることはとても刺激になります。同じように何かを生み出す作業をしている者としては、そのような感性に敏感であり続けるためにも、継続して開催されている同展を時間の許す限り観にいくようにしています。
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『as it is』は、川内さんご自身の家族の物語についての記録の断片といえば良いでしょうか。
川内さんのお写真については、日常で気にも留めないような些細なもの、こと、気付きもしないままに通り過ぎる時間を繊細に、丁寧に拾い集めることで、それが特別な一回性のものであり、その途切れない連続が不変と普通を獲得しているのだという事に気付かせてもくれます。僕は川内さんの写真に生の讃歌を感じながら、同時に湿気を含んだ真綿のような重さにも触れ、いつもなんとも言えない感覚を覚えるのです。
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この日の最後に今回のお散歩をお誘いくださったお友達から、antiques tamiser(アンティーク タミゼ)さんのオリジナルのホーローのお皿をいただきました。思いもしないプレゼントに驚きながら、とても嬉しかったです。こんな素敵な時間を共有させていただいたお友達に感謝するとともに、素敵なものまで頂戴し、重ねてお礼申し上げます。
いただいたお皿は、翌日事務所の棚に飾らせていただきました。何に使おうかなと、また一つ楽しみが増えました。
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