こんにちは。
2020年も11月に入り、秋らしさも増してきました。そろそろ紅葉も見頃を迎えるでしょうか。
来年春にキャンプを本格的に始めようと準備を進める中、いまだテントを購入していないものの焚火の道具を揃えたので、この前の休日に埼玉県のとある無料キャンプ場にデイキャンプに行ってきました。焚火をしたり、焚火で料理をしたり、新調したコーヒーミルで豆を挽いて珈琲を飲んだりして、とても楽しい時間を過ごすことができました。これから、キャンプ風景や使用している道具についてもブログで紹介していければと思っています。
さて、今年の9月に完成を迎えた千葉M邸について、このブログで7回にわたり説明をしてきました。建築がなぜそのようなものになったのか、僕たちの設計では建主さんの多くのご要望、ときに矛盾するように思われる内容をプランコントロールすることで解答を導き出すため、写真を見ただけでは理解しにくい部屋の配列や空間のつながりを説明する必要があります。もちろん一見してこんなお家に住みたいという設計をすることも大切ですが、それ以上に、住まわれる方にとって大切にされている住まいの特別性を引き出すことに僕たちは、重きを置いています。それは、見る人にとって価値の共有を必要としない部分、つまり、その家に住まわれる建て主さんに寄り添っていればいいところでもあるんですね。
故に僕たちの設計する住宅を、分かりにくいとおっしゃられる方もいらっしゃいます。それはその通りで、僕たちと建主さんにとって分かればいいものでもあるわけです。ですが、それでは僕たちが設計した住宅を知っていただけないですし、僕としてはむしろ多くの方に設計の多様性について分かっていただけたら嬉しく思うので、しつこく説明をすることになるんですね。
千葉M邸について一通りの説明を終えましたので、最後に今回は「Photog the gallery」と称してスナップショットをメインにいくらか写真を載せたいと思います。楽しくご覧いただけましたら幸いに思います。