野口修アーキテクツアトリエ設計『ぼくらの家』完成写真(スナップ)

こんにちは。

お盆を挟んでずっと雨模様でしたが、8月も後半になり、やっとお天気も回復して残暑が戻ってきました。とはいえ線状降水帯の発生によって特に西日本各地では甚大な災害が発生している地域もあり、僕も心を痛めています。どうかこれ以上の被害のないことを祈るばかりです。

今年の夏はコロナ禍でここ千葉でも非常事態宣言が発令されていたため、帰省やどこかへ行くあてもなかったため僕の夏休みはお盆の3日間だけでした。分散して夏休みを取るつもりでもいましたが、ちょっと取り損ねてしまいました。とはいえまだまだ残暑厳しくもありますので、これからでも人ごみを避けて海へでも行けたらなあと思っています。

さて、千葉で活躍されている建築家である野口修一さんが設計監理された『ぼくらの家』を撮影し、7月の終わりにこのBLOGで写真掲載致しました。このお家も大変魅力的でしたが、今回は『ぼくらの家』のスナップ写真をご披露したいと思います。

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建築写真では、あまりスナップを撮影することはありません。僕もスナップを撮らなくてもいいのですが、建築をロジカルに、説明的に撮影するのと違い、感覚的にその場の空気感を最大限記録するスナップは、それはそれで魅力的だと思っています。僕もどういうきっかけで建築写真の撮影の際にスナップを撮ろうと思ったのか覚えていませんが、今となっては僕自身スナップ込みの建築写真の撮影になっています。ご依頼いただいた建築家の皆さんからも非常に重宝していただいて、ホームページやBLOGの挿絵的な使用や、SNSなどでもイメージをお伝えしたい時などに使われているとのことでした。

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そんなスナップ撮影ですが、僕の写真を下支えしてくれているのは、他ならぬカメラレンズです。僕は、ソニーから出ているカールツアイスPlanar T✳︎ FE 50mm F1.4 ZAというレンズで全てのスナップ撮影をしています。50mmの単焦点レンズです。建築を撮る際、もう少し広角のレンズで撮りたいこともありますが、このレンズの解像とボケの美しさは、他に替えることができないと思っています。もともと僕は、フィルムカメラをいじっていた時からカールツアイスのレンズが好きでした。その頃は、青の表現の豊さに魅了されていました。もちろん他のレンズでも素晴らしいものは沢山ありますが、現在このレンズは、僕の写真表現に非常にフィットしたものだと思っています。

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今回『ぼくらの家』の撮影でも、もちろんスナップ写真をこのレンズで撮影しました。毎回の撮影で僕はスナップを30枚撮ることを目標にしています。建築撮影の合間を狙って30枚スナップを撮るというのは、どんなに見所がたくさんある建築でも大変なんですが、建築撮影、スナップ合わせてその建築の魅力や体験的な空気感を余すところなく記録したいなあといつも思っています。

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