当方で設計監理した『幕張のマンションキッチンリノベーション』が「homify」特集記事に掲載されました

こんにちは。

2月も半ばを過ぎ、寒さも厳しさを増しています。しかしながら時折風の中に混じる匂いに春を感じることがあり、木々が芽吹く季節ももうそこまで来ているんですね。

さて、2018年に僕たちが設計監理しました『幕張のマンションキッチンリノベーション』が「homify」特集記事に掲載されました。

掲載記事はコチラ

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この計画は、千葉県の幕張新都心にある高層マンションの住戸内リノベーションで、キッチンをメインにトイレなど部分的な改修をしたものになります。

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施工は、現在やはり幕張新都心にある高層マンションの住戸内リノベーションをお願いしている持井工務店さんです。この計画が持井工務店さんとの初めてのお仕事になりました。

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このマンションは、築10年ほどで、新築購入時に設置されたキッチンが傷んできたのと収納量の不足、またダイニングに面して、より開放的な調理空間を実現したいとの理由から計画がスタートしました。
キッチン天板はコーリアン(人造大理石)、突板の木材は楓(メープル)、設備機器はガゲナウのIHクッカーと食洗機キッチンがビルトインされています。背面収納の扉はメラミン化粧板で、やはりビルトインのガゲナウのスチームオーブン、ワインセラーが設置されています。キッチン側面の壁には大判タイルを張りました。
建主さんご夫婦は、モダンでシンプル、同時に肌触りの良い温かみを感じられるキッチン空間を望まれており、 またショールームを訪問してドイツの高級住設機器を扱うガゲナウの製品を気に入られ、これをふんだんに使用することになりました。
こちらのキッチン、金物一つまで厳選した高級仕様のキッチンになります。

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持井さんは、国産材のストックが多く、木材の扱いにも造詣が深いため、木材の選定についてはこちらでイメージをお伝えして後はお任せで選定いただきました。楓は輸入材のメープルよりも木目に特徴があり、少し落ち着いた色味が特徴的です。品の良い高級感のあるキッチンに仕上がりました。

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建主さんは、デザイン全般がお好きで目も肥えていらっしゃったので、僕たちも緻密な設計の集積による妥協のないキッチンを目指しました。導入した設備機器も高級でしたので、キッチンとトイレ廻りの改修のみにもかかわらず。小さなマンション住戸なら一軒改修できてしまうほどのご予算での工事となりました。

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美しいプロダクトのレベルまで踏み込んだキッチン設計ということもあり、僕たちにとっても印象深い計画の一つになりました。

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