梅雨の雨上がりの午前、庭の花を撮る

こんにちは。

本格的な梅雨の季節、ジトジトとした湿気を不快に感じますが、しっとりと雨に濡れた世界を愛でる季節でもあります。

この時期、僕は週に一度大学の授業で八王子まで行っています。今年は完成間近のマンションのリノベーション 工事があり、現場での定例会議も頻繁になってきました。少しだけバタバタとした日々を過ごしていますが、この週末はお天気も良くなかったこともあり、家のことを細々と済ませたりしながらのんびりと過ごしました。

日曜日の朝、時折激しい雨が降っていましたが、急に雨脚が弱くなったなと庭を見ると、母が育てている花々が雨露に濡れて、曇天の下しっとりとした風情で佇んでいました。僕は、暗めの背景に雨に濡れた花が控えめに咲いている絵をイメージして、写真に収めようとカメラを引っ張り出しました。以前紫陽花を撮って非常に相性が良かったオールドレンズであるヤシカコンタックスのPlanarT*85mmF1.4をカメラに取りつけて、サンダルを突っかけて庭に出てみました。

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少しの時間、本当に数枚撮影しただけですが、レンズの解像がイメージ以上でしたので、とても素敵な写真になりました。

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自宅の庭は、家が建つ宅地から地続きの畑になるのですが、今でも母が一人で手入れをしています。庭の手入れとはいってもいくらかは畑として利用していて、庭木の部分も母が気に入った植物を買ってきては、空いているスペースにどんどん植えていくので、統一感のないごちゃごちゃの雑木林のようです。今まで何度も家を建ててくれた工務店に頼んで庭を整理しようと母に提案をしているのですが、母は元気なうちは自分で手を入れたいと言って聞かず、結局庭なのか雑草地なのかよくわからないカオスと化しているのが現状ではあります。

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もはや素人が手を入れてどうにかなる庭でもないため、本当は大掛かりに整理したいなと思いながらも、当分母の好きにさせておこうと見て見ぬふりを決め込んでいる僕です。

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そんな混沌とした自宅の庭ですが、写真に切り取るとあら不思議、鎌倉のお寺さんのお庭のように素敵になってしまうんですね。

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この季節ならではのマイナスイオンを感じるお花の写真、本当に少しではありますがここに掲載致しましたので、楽しんでいただけましたら幸いに思います。

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