山伏オートキャンプ場で2泊3日の紅葉キャンプ 

こんにちは。

10月28日の金曜日から30日の日曜日の3日間、山梨県道志村にある『山伏オートキャンプ場』へ紅葉を楽しむキャンプへ行ってきました。今回は、男の子3人のいるお友達家族とのグループキャンプでした。

山伏オートキャンプ場は、道志川沿いにサイトが並ぶキャンプ場で、冬季は閉鎖されます。紅葉も始まり最盛期にはまだ少し早かったですが、それでも千葉とは異なる植生の木々に囲まれ、道志川の澄んだ水を楽しめるキャンプ場でした。同キャンプ場には釜風呂やピザ窯もあり、施設として決して高規格ではありませんが、美しい自然と親切なスタッフの皆さんが出迎えてくれる素朴で居心地の良い場所です。

10月末の道志は、もうすでに初冬。最低気温も3℃ぐらいになることが予想されましたので、灯油ストーブを持参し寝室の寒さ対策もした状態でキャンプに臨みました。

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初日は、各家族それぞれ昼食を済ませてから現地で待ち合わせることになりました。チェックインが12時のため、早めの昼食を摂ることに。今回千葉からは、アクアラインを使って神奈川に入り、少しだけ静岡県を通って山中湖側から道志村へ入りました。山中湖畔には食事処も多く、立ち寄ったのは『森のアルム』。絵本から飛び出てきたような可愛らしい建物のイタリアンカフェです。メニューは、サンドウィッチの品揃えが豊富でパスタも一種類あります。ボリュームもあり、とても美味しかったです。北イタリアの山岳料理とのことで、素朴ながらも食材は厳選されていて、チーズがお好きな方には豊富なメニューが揃っています。

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お腹もいっぱいになり、12時を少し回ったところでキャンプ場に到着。お友達家族は、先に着いていてチェックインも済ませてくれていました。管理棟から奥まった場所にあり、道志川沿いの大きめのサイト2区画が今回のキャンプ地になります。予約の際に川沿い、サイトの大きさなど希望を伝えておくとスタッフの方がこれに見合うように手配してくれます。人気のキャンプ場なので、早めの予約が必須で、お天気を見ながら予約することはできませんが、今回3日間とも雲は多めでしたが晴れて気持ちの良いキャンプを過ごすことができました。

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テント設営して後場内を散策していると既に夕方。夕食の準備に取りかかります。初日の夕ご飯は、2家族それぞれで作る鍋料理を楽しみ、団欒の時間を過ごしました。

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今回のキャンプでは、テント内の最低気温が4℃だったため、持参したアルパカストーブに火を入れて幕内を温めます。寝室はロロに付属しているインナーテントを使用して、床に銀マットを敷いてからWAQのインフレーターマットを敷き、シュラフで完成。シュラフ内には電気毛布を入れておいて、シュラフに入ったら消すことで、ポータブル電源の電気容量を2日間もたせました。これぐらいの気温でしたら、この装備で朝まで暖かく眠ることができました。因みにストーブは、一酸化炭素中毒になるのが怖いので、就寝時に消すようにしています。

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2日目、今回のキャンプの最大のイベントは、キャンプ場のピザ窯をお借りして焼くピザの昼食と、子供たちが作るカレーの夕食です。ピザ窯は、1時間程度を500円でお借りすることができ、その他にピザを焼くための薪500円を購入すると手際良く作業ができます。僕は、ピザ窯でピザを焼くのが初めてだったので、薪の燃える感じとピザを入れるタイミングに戸惑い、途中今日の昼食は無しかも、と焦りましたが、要領を掴んでしまえば次々に焼けてしまいます。わずかな時間でお友達のパパとピザ7枚を焼き上げました。ピザは、市販のピザ生地にこれも市販のピザソースを塗ってあとは好きな具材とチーズをトッピングするだけ。大人用には、オイルサーディンのピザ、蓮根とキノコのピザ、生野菜と生ハムのピザも用意して、どれも絶品でした。一人一枚計算でピザ7枚にしたのですが、美味しすぎて大人はちょっと足りなかったようです。次回は、窯を2台お借りして10枚以上焼かないと、と既に次へ向けて決意を新たにしたのでした。

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夕ご飯のカレーは、お友達が持ってきてくれた圧力鍋を使って作りました。豚ヒレ肉と人参、じゃがいも、玉ねぎの王道カレーです。ルーは小さな子供がいるのでバーモントカレーの甘口。野菜を煮込む際にセロリのみじん切りも投入して、香り付けにセロリの葉とローリエも入れました。圧力鍋は具材の火の通りが良くて、僕も欲しくなりました。野菜を切るのは子供たちが率先して行い、といっても包丁を持つ手も危なっかしく、大人たちの手厚いサポートによりなんとか完成することができました。お鍋いっぱいのカレーと5合のご飯、あまったら明日の朝食にと思っていましたがなんと全て平らげてしまいました。キャンプで食べる食事はとても美味しいですし、ずっと外にいるので体力も消耗するんですね。とにかくみんなよく食べました。

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今回のキャンプは、食事を楽しむことをメインにしたものでしたが、紅葉のはじまった山伏オートキャンプ場の自然の豊かさにも触れられた素晴らしいものとなりました。サイト間もゆとりがあり、ソロの方やファミリーの方も多くて過ごしやすい雰囲気でした。道志川の流れの音が周囲の足音、話し声など掻き消してくれて、他のサイトが気になることもなく、気持ちよく過ごすことができました。僕のキャンプスキルも上がってきて、ストレスなくキャンプそのものを楽しめるようになってきたことも大きいかもしれません。お友達家族は、気のおけない間柄でいつもとても楽しい時間を共有することができます。またご一緒しましょうと約束をして、帰路につきました。

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最後にプチ情報としてお風呂について少し。キャンプ場には窯風呂があり、時間によって男女が入れ替わるシステムになっています。窯風呂は、五右衛門風呂で鉄釜の浴槽のお湯を下から薪を燃やして沸かしているのでちょっと楽しいです。平日だと1回の入れ替え、休日だと2回で各1時間から1時間半程度です。浴室は5人も入ればいっぱいのため、混み合う時間帯ですと洗い場で待つこともあると思います。この他にシャワー室が一つあり、5分間300円で利用できます。僕は両方使ってみたのですが、体の汚れや汗を流すだけでしたら十分だと思います。近隣に温泉施設もありますので、ゆっくりお風呂を楽しみたい方は、外出されるのも良いと思います。

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