「建築」と一致するもの

建築スケッチ会 藤沢へ

2013年3月2日、土曜日、晴れ、武蔵野美術大学建築学科スケッチ会のメンバーと藤沢まで行ってきました。

ここ藤沢では、『アントニン・レーモンド 遠藤新 展』が開催されており、同校OBで建築家の前田忠厚さんがこの展覧会の実行委員長をされています。前田さんから同校講師の小倉康正さん、小林敦さんに連絡が入り、藤沢でのスケッチ会の実現に至りました。

小倉さん、小林さんは、このスケッチ会の主催者です。

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評価の境界線を越えていけ

2013年3月3日ひな祭りの日に、原宿のDESIGN・FESTA・GALLERYで開催中の『'ケンチクカ'のおもちゃ箱』展に行ってきました。

湘南美術学院建築科に在籍していた、現在はそれぞれの大学で建築を学ぶ9名の学生のグループ展です。

'ケンチクカ'のおもちゃ箱 展

「湘南美術学院・建築科で学んだ9名それぞれに進んだ道の先で考える

     'ケンチクカ'にできること/ケンチクを通して今 思うこと」

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東浩紀著『動物化するポストモダン オタクから見た日本社会』(講談社現代新書 2001)をテキストに、現代社会の状況把握とそうした「世界」における想像力について書こうと思い立ち、しかしまだ近代からポストモダンへの以降過程を語るにとどまっています。

先はまだまだ長そうです。

しかし僕にとって「現代社会の状況把握」について書くことは、とても意義のあることです。この世界に溢れる想像力を知り、僕自身がこうした想像力を使って実践をおこなっていくために必要な基礎学力習得の期間です。書いて学ぶ、です。因数分解を勉強するために加減乗除を知っておかないといけない、という感じでしょうか。

「僕たちが生きるこの世界」という場合の「世界」という言葉について、僕はいつも抽象度を上げてイメージします。ミシェル・フーコーが『言葉と物』で提示した「エピステーメー」に近いかもしれませんが、言葉と物が関係を結ぶフレームのようなもの。しかし、時代によってこのフレーム自体が変異してもいきます。

2001年に講談社現代新書から出版された東浩紀著『動物化するポストモダン オタクから見た日本社会』は、オタクの嗜好、行動様態を用いてゼロ年代の「僕たちが生きるこの世界」をフレーム化しています。

ボクらはなにを選んだ?

ブログタイトルの「ボクらはなにを選んだ?」は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONに敬意を表して、彼らのアルバム「ランドマーク」に収録されている「1980」の歌詞の一節、「右の手にペンを持って僕らは何を選んだ?」から決定しています。

管理者

千葉県千葉市で「Smart Running一級建築士事務所」を主催しているkoizumikazuhitoです。建築設計の他、個人で建築写真を撮影する「Sma-Photo」の活動も行なっています。

アート系のカルチャーや現代思想に興味を持ち、またアウトドアではキャンプをしています。

略歴
千葉県生まれ
2003 Smart Running一級建築士事務所設立

教職
2008〜2017 武蔵野美術大学造形学部建築学科非常勤講師
2014〜    東京造形大学デザイン学科室内建築専攻領域非常勤講師

事務所HPはこちら

Smart Running一級建築士事務所:http://smart-running.net/

事務所Instagramはこちら

smartrunning.2003:https://www.instagram.com/smartrunning.2003/