「M」と一致するもの

こんにちは。

不定期掲載「超私的美術論考」の2回目は、東京六本木のシュウゴアーツで2019年10月19日(土)まで開催している『戸谷成雄「視線体」』について考えます。

戸谷成雄さんは、昨年長年勤められた武蔵野美術大学を退官されましたが、若くから日本を代表する彫刻家の一人であると同時に、西欧形而上学的な彫刻の成り立ちに対して異を唱えてきたその独自の彫刻観において、孤高の彫刻家でもあるように思います。

2019.10.01 ギャラリー・美術館-12.jpg

こんにちは。

芸術の秋です。

僕も思うところがあって、というほどのこともなく単に頭の中を整理したいと思って、ここのところ時間を見つけては気になる美術展を一人で回っています。

一日で4から5つ程度の美術館、ギャラリーを回ってみているのですが、短期間で見るものの絶対数が上がってくると、自分なりに思考も研ぎ澄まされてきて、それならば極めて個人的ではあるけれど、作品を見て感じたこと、思ったことを吐き出してみようと思うに至りました。

というわけで、タイトルの通り超私的に美術作品を論じてみようと思います。

第一回は、武田鉄平さんの描かれた絵画について。2019年の個展「PAINTING OF PAINTING」(描くを、描く)をテキストに論じます。

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曼珠沙華の写真 - 巾着田

こんにちは。

2019年9月の末に埼玉県日高市にある曼珠沙華の里と言われている巾着田を訪れました。

曼珠沙華は、桜前線のように日本列島を縦断しながら咲くのではなく、時期を同じくして一斉に全国で咲くのだそうです。面白いですね。今年は咲くのが遅かったようで、僕が訪れる一週間前は、まだ咲いていなかったそうです。

僕が子供の頃は、曼珠沙華なんて言わずに彼岸花って言ってました。もちろん今もそう言いますが、お彼岸の頃にお墓とか、道端に咲くあの姿が、どうにもきみ悪かったことを思い出します。

巾着田は、日和田山から見て川の蛇行によってできた水田が巾着のように見えることから俗称として呼ばれているそうです。面積は、約22ヘクタールあり、現在はそのほとんどが休耕田になっているそうですが、この中に巾着田曼珠沙華公園があり、地面を埋め尽くすほどの曼珠沙華が咲き誇っています。この光景は美しく、午後の日が傾き始めた頃訪れたのですが、陽の光に照らされてキラキラと輝き、豊かな時間をおくることができました。

ミラーレス一眼レフカメラに単焦点のオールドレンズをつけて幾らか撮影してきましたので、こちらにUPします。

カメラはソニーα7RⅡ、レンズはヤシカコンタックス85mmf1.4プラナーです。全て開放で撮影しています。

2019.09.29 巾着田-1.jpg

こんにちは。

先週の土曜日9月7日の深夜に関東地方に上陸した台風による被害は、予想以上に大きなものとなりました。被災された皆様には、まずはお見舞い申し上げます。

幸いなことに千葉駅近くの僕の事務所、市原市にある自宅とも停電や断水もなかったため、生活面で苦労することはありませんでしたが、息子の通う保育園は木曜日まで停電、断水が続き休園を余儀なくされましたし、息子のお友達の家の何軒ものお宅がやはり停電でご苦労されていました。ご自身が被災者であるにも関わらず、開園に向けてご尽力された保育士の先生方など、災害時の混乱状況で駅の長蛇の列に並んでまで仕事をする日本人などと揶揄することも言われたりしていますが、それでもその混乱に対してご尽力いただいている多くの方々のお力によって、被災地、被災者は救われているのだと改めて思った次第です。

僕の生活圏では、台風直撃後の1週間で生活に支障のない程度にインフラも整備されましたが、9月15日現在、まだ停電、断水が続いている地域も多く残されています。

僕の母の生家が千葉県の鋸南町という鋸山の近くにあり、やはり停電、断水のほか、電話やWIFI環境がやられてしまっています。母の生家は内陸に位置していますが、東京湾沿いの海辺まで車を走らせれば神奈川の電波を拾えるようで、木曜日になってやっとおじと電話が繋がりました。また、その家の娘さん、僕のいとこが幕張に住んでいることもあり、色々と教えてもらって昨日土曜日9月14日に現地に行ってきました。

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こんにちは。

2019年8月3日、アーキヴィジョン広谷スタジオさんが設計監理された「レイモンド下高井戸保育園」の完成写真の撮影をしてきました。過去2回のブログで、同園の外観と内観の写真をお披露目しましたが、今回は建築写真撮影の合間に撮ったスナップをご覧いただければと思います。

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こんにちは。

前回に引き続きアーキヴィジョン広谷スタジオさんが設計監理された「レイモンド下高井戸保育園」の完成写真をお披露目いたします。

今回は、内観。見所がたくさんあるため、写真の枚数も多くなってしまいましたが、最後までご覧いただけましたら幸いです。

また、同園の設計について非常に魅力的に思うところがありますので、これについては最後に一設計者として論を組み立ててみたいと思います。

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こんにちは。

梅雨が明けて間もない8月3日の土曜日、アーキヴィジョン広谷スタジオさんが設計監理された「レイモンド下高井戸保育園」の完成写真の撮影をしてきました。

僕自身この規模の建築物を撮影したことがなかったのですが、アーキヴィジョン広谷スタジオの石田有作さんにお声がけをいただきました。大変嬉しくもあり、また石田さんに対して勇気ある選択をされたなと思いながら、緊張が伝わらないようポーカーフェイスを気取って撮影に臨みました。

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