「デザイン」と一致するもの

こんにちは。

不定期掲載「超私的美術論考」の2回目は、東京六本木のシュウゴアーツで2019年10月19日(土)まで開催している『戸谷成雄「視線体」』について考えます。

戸谷成雄さんは、昨年長年勤められた武蔵野美術大学を退官されましたが、若くから日本を代表する彫刻家の一人であると同時に、西欧形而上学的な彫刻の成り立ちに対して異を唱えてきたその独自の彫刻観において、孤高の彫刻家でもあるように思います。

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こんにちは。

芸術の秋です。

僕も思うところがあって、というほどのこともなく単に頭の中を整理したいと思って、ここのところ時間を見つけては気になる美術展を一人で回っています。

一日で4から5つ程度の美術館、ギャラリーを回ってみているのですが、短期間で見るものの絶対数が上がってくると、自分なりに思考も研ぎ澄まされてきて、それならば極めて個人的ではあるけれど、作品を見て感じたこと、思ったことを吐き出してみようと思うに至りました。

というわけで、タイトルの通り超私的に美術作品を論じてみようと思います。

第一回は、武田鉄平さんの描かれた絵画について。2019年の個展「PAINTING OF PAINTING」(描くを、描く)をテキストに論じます。

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こんにちは。

前回に引き続きアーキヴィジョン広谷スタジオさんが設計監理された「レイモンド下高井戸保育園」の完成写真をお披露目いたします。

今回は、内観。見所がたくさんあるため、写真の枚数も多くなってしまいましたが、最後までご覧いただけましたら幸いです。

また、同園の設計について非常に魅力的に思うところがありますので、これについては最後に一設計者として論を組み立ててみたいと思います。

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こんにちは。

梅雨が明けて間もない8月3日の土曜日、アーキヴィジョン広谷スタジオさんが設計監理された「レイモンド下高井戸保育園」の完成写真の撮影をしてきました。

僕自身この規模の建築物を撮影したことがなかったのですが、アーキヴィジョン広谷スタジオの石田有作さんにお声がけをいただきました。大変嬉しくもあり、また石田さんに対して勇気ある選択をされたなと思いながら、緊張が伝わらないようポーカーフェイスを気取って撮影に臨みました。

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東京アート散歩2019.07.12-1

7月12日の金曜日、仕事をお休みにして、2つの個展、3つの美術館展のために東京へ行ってきました。

それぞれの作家、作品について触れていきたいので、今回はその中の一つ「ito」という活動をされている知り合いのtomoさんの個展をご紹介いたします。

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2018年1月15日、雲の切れ間から時折陽の光が顔をのぞかせる、そんな冬の凛とした空気の月曜日に、僕たちは、HOUZZさんの取材で千葉県東金市にある「モンタージュ2」という住宅を訪れました。僕たちが設計監理して2015年に完成した、母娘が暮らす小さなお家です。

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こんにちは。

前回のブログでは、千葉県千葉市に廃棄物処理の会社の新社屋の計画が始まることを書きました。時期を同じくして、藤沢市で診療所の計画をいただきました。

まだ調査段階ではありますが、来年の初夏には開業したいという建て主さんのご意向に添えるか、やれるだけやってみようと思っています。

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古谷経衡著『「意識高い系」の研究』(文春新書)は、その名の通り「意識高い系」という人たちについて書かれたものです。

「意識高い系」という多分、かなり迷惑な人たちをバッサバッサ斬り倒していく文章は力強く、魅力的なものであると同時に、なんとなく読後のモヤモヤも拭えなかったので、ブログに書いて整理してみようかしら、などと思ったわけです。