「建築」と一致するもの

皆さんは、手帳をお持ちですか。

もうすぐ2017年、既に手帳を購入された方も多いかと思います。

最近は、10月はじまりや4月はじまりの手帳もあって、自分の中での1年の節目を決めやすくもなっていますね。またスマホにも手帳機能があったりして、あえてかさばる手帳を持ち歩かない方も多いのではないでしょうか。

僕は、建築設計という仕事柄、月単位、週単位で仕事の進捗を考える必要があり、そうした週をまたぐ、月をまたぐという点では、紙媒体の手帳は重宝します。そして、何となくですが、1年を節目に考えていて、1月から新しい手帳というのが気持ちも新たにしてくれます。

今回は、僕が愛用している「ミドリ手帳 プロフェッショナルダイアリー」をご紹介します。

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2016年11月19日(土)、山梨県中央市の新築現場では、現場定例会議が行なわれました。

床から1860mmより上の壁と天井の塗装部分の色について、前回概ね決定したものの色サンプルが出来てきたので、これを参考にしながらお施主さんと最終決定を行ないました。

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2016年11月3日木曜日、文化の日で休日のその日、山梨県中央市の住宅では現場定例会議が行なわれました。

現場定例とはいえ、僕の事務所のある千葉からは距離も遠いため、ポイントを押さえての不定期開催で、今回は約1ヶ月ぶりの現場。普段は現場監督の角田さんと電話とメールのやり取りで打合せを行なっています。とはいってもほぼ毎日打合せしているのですが。

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さやわか著『文学の読み方』(星海社新書)が、2016年9月に出版されて、これを読み終えた僕は、今ワクワクが暴走しています。

テン年代半ばになって、やっとこうした批評書が出たことに強いシンパシーを感じるとともに、僕がずっとモヤモヤしている問題について、文学という領域の話ではあるけれど、スカッと気持ちをはらしてくれたと感じているからです。

さやわかさん、最高だねってことで、今回は文学について、思うところを記述してみようと思っています。

埼玉県深谷の住宅も完成を迎え、同計画の工事記録としてのブログは、今回で一旦終わりになります。

新しいお家をお施主さんがどのように住まわれるのか、それは僕たち設計者にとっても気になる部分でもあります。また新築住宅は1年住まわれてみて、ゆっくりと住まい手の身体に染み込むものでもありますので、じっくりと時間をかけて新しいお家がお施主さんの「もの」になっていく、お施主さんの色に染まるといいなあと思っております。

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2016年9月3日(土)、埼玉県深谷の住宅が完成し、無事お施主さんにお引き渡しすることが出来ました。

お施主さんへ。本ブログで「お施主様」と記述しなかったのは、僕が二重敬語を嫌ったからです。僕なりのお施主さんへの敬意のつもりです。また、このブログでは、「僕」を主語にしていて、これについてもブログの一貫性を保つためでした。

さて、お引き渡しに至るまでの経緯を少し。

8月20日(土)、施主検査。事前の設計検査で、補修するにはボーダーラインだな、と考えられる点を幾らかそのままにしておりました。お施主さんは、機械設計を生業とされていて、僕たち建築設計と遠からず、否、精度という点ではより厳しい目を持っていらっしゃることを知っていました。ですからお施主さんの目を持って、そのボーダーラインを見極めていただければと思ったのです。全く意図した通り、お施主さんの眼力は素晴らしいもので、そのチェック故に補修工事がお引き渡し当日までかかることになってしまい、写真撮影の日程が大幅に狂うことになったのですが。

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お盆休みも終わり、世の中がまた忙しく回り出したのを感じています。

僕の家では毎年13日に盆棚を飾り、お墓にご先祖様をお迎えに行き、お坊さんにお経を唱えていただいて、15日にはまたお墓へご先祖様を送りにいくという3日間が夏休みです。この期間は家を空けられないため、行楽に行くということもないのですが、それはそれで僕にとっては体に染み付いたルーティンでもあるわけです。

さて、少し前のことになってしまいましたが、2016年8月1日(月)、山梨県中央市の住宅では、配筋検査が行なわれました。

直前までゲリラ豪雨というのかな、とにかく凄い雨に見舞われたのですが、検査の際には雨も上がり、丁寧なチェックを行なうことが出来ました。

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